ノリ蔵さんの
U-30系前期・後期共用ボンネットダンパー流用加工レポート




 今回は、ボンネットダンパーを取り付けました。 バーでの保持にくらべてダンパー付きだと高級感があり、
ボンネットを開ける時もスムーズです。 設置を考え始めたのは半年ぐらい前です。
きっかけは「プローバやオートエグゼ」等からポン付けのダンパーが発売された事です。
当然のようにプレ用はラインナップに無くて、あっても3万近いことから流用を決意しました。
まずはプレ用の「ボンネット重量」と流用するダンパーが支えている重量が合う事と、全長&ストローク&ステ
ーが一致するダンパーを探し始めました。 結局、5ヶ月ぐらい調べまくって遂に見つけました。
適合するダンパーは「K11マーチ リアハッチ用 ダンパー」です。 純正品番はRHが「90424Q」で、LHが
「90425Q」です。 完全なポン付けではありませんが、なかなかのマッチングかと思います。
他種のダンパーでも付きそうでしたが、取り付け部の強度や干渉の有無、ストローク量、ステー形状等が一番
理想的でした。 ここ何年かぐらいで生産されていた車両のダンパーは、ほぼ確認したつもりです。
取り付けると「ストロークが4.5mm」余りますが、問題がありませんでした。 収縮減衰力もOKです。
私はオークションで購入したので、2000円(送料込み)ぐらいで入手しました。
30系なら、全てのボンネットに付くと思います。
あと、お決まりのセリフですが、「一切の流用や作業に対し、全ての責任は持てません。」
「自己責任での流用や作業を行ってください。」




今回入手した「K11マーチ用リアパネルダンパー」
です。
私のプレはボディ色に塗装しましたが、和君号の
様に濃色車はそのままでも純正みたいです。
シャフト側に付いているステーを稼動部から、サン
ダーにて外します。
シリンダー側のステーは、中央部分に「フェン
ダーの出っ張りの為の切れ込みを入れました。
シャフト側の外した穴を10mm頭のナットがスム
ーズに回る様に少しだけ広げます。
画像は見にくいですが、10mmボルトにスプリン
グスペーサーと大き目のワッシャーを入れてナ
ットでしっかりと締め付けます。
付図1参照
ボンネットを支えるアームの接合部(ボンネット側)
の示した部分に穴を開けます。
両側のボンネット側を先に取り付けます。
ボンネットにダンパーを合わせてからネジをいれ
ます。
付図1の様に差込&締め付けます。
ステーの向きは必ず写真の様にして下さい。
次にフェンダー側を取り付けます。
ステーの先端側の穴に、フェンダーの取り付
けネジを外し、共締めして完成です!
最後に各部の締め増し&点検をします。
そして、シャフト部にグリースを塗ります。
塗らないと物によっては「グゴゴゴゴッ」と鳴ります。
保持バーの時の開口角度です。
取り付け後の開口角度です。
完成で〜す!


付図1




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